世界遺産の街に生きる職人たち!モロッコのルーツを探りにフェズに行こう

街に響く職人の奏でる音

モロッコの北部には、古都といわれるくつかの街があります。そのうち9世紀に首都に定められたフェズは、世界遺産に登録されています。ローマ帝国に続いて、アラブ・ムスリム軍に支配された時代を終え、モロッコで最初のイスラム王朝を開いた人物が、都市として選んだ地です。山、丘、川など、自然により守られているこの土地は、王から選ばれるのにふさわしく、大事な街であったため、城塞と門を造りました。今、フェズを取り囲んでいる9つの門が閉まることはありませんが、城塞はのこっています。その城壁がフェズに集まる人々や働く人々に息づく森羅万象を守ってきたのです。

この街から聞こえてくるのは、祈りを呼びかけるアザーンの音と街の至宝である職人たちが奏でる音です。ここで目に映るものは、過去の遺産なのか、それとも保護された文化なのか、ミステリアスなフェズの街を巡ってみましょう。

職人のプライドを見に行く

モロッコの語源は、美しい革という意味で、11世紀頃から革なめしの仕事を行っていました。動物の皮から毛を取りのぞくために、職人は石灰の中で作業をし、毛の取れた皮を天日干しして、色のついた桶の中で全身を使って作業をしています。これだけ手間のかかった革なので、ヨーロッパの高級ブランドの多くがモロッコの革にこだわるのも頷けるでしょう。そんな職人たちの姿は、タンネリを囲む建物の最上階から見学することができます。革のにおいがきついので、ツーリストには、入り口でミントが渡され、それを鼻につめて見学することになりますよ。最上階では、革製品の販売も行われているので、お気に入り探してみるといいでしょう。

バイザポート

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